藤原隆信筆「法然上人御影」
浄土宗総本山 知恩院所蔵京都国立博物館より画像提供
- 法然上人
- 法然(ほうねん、長承2年(1133年)- 建暦2年(1212年))は、平安時代末期から鎌倉時代初期の日本の僧である。はじめ山門(比叡山)で天台宗の教学を学び、承安5年(1175年)、専ら阿弥陀仏の誓いを信じ「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と念仏を唱えれば、死後は平等に往生できるという専修念仏の教えを説き、法然上人により、今から820年ほど前、承安5年(1175年)に開宗されました。法然は房号で、諱は源空(げんくう)。幼名を勢至丸。通称は黒谷上人・吉水上人とも。
- 「法然」
(2016年8月18日 (木) 18:39 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』 - その当時の仏教は、厳しい修行を終えた僧侶とその僧侶から教えを請う為に寄進を行う貴族階級ものであり一般民衆には遠い存在でした。
法然上人は、そのような状況を憂い、万民救済の教えを模索しておりました。
そこで出会った教えが口唱念仏の教え、すなわち阿弥陀如来を信じて「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と唱えれば、
身分に関係なく何人も極楽往生できるという教えです。
その教えは「今生きことに喜びを感じる」人生の中でとても大切なことであります。